電気通信大学 レーザー新世代研究センター丹治研究室
当研究室では、主に、物質との相互作用において光の量子力学的な特性が顕著に現れる 共振器量子電気力学(Cavity QED)という分野の実験研究を行っています。 特に、レーザー冷却された気体原子(数十 μK)を光共振器中に 閉じ込めることで原子と光子の強い相互作用を引き起こし、 「光共振器中の低温原子を用いた「量子光源」の開発」 「極微弱光による物質の制御」 という二つのアプローチで、光と原子の量子状態制御を基盤とした 新たな量子技術の創出を目指した研究に取り組んでいます。 また、最近では、生体から発せられる微弱な発光の観測にも取り組んでいます。